青いヒト

自分で言うのもなんだが、わりと同じものを毎日着ている。
といったって洗濯していないっていう意味でも、まったく同じものをたくさん持っているという意味でもなくて、
割と青いシャツが好きだ、ということ。


あんまり服装にうるさくない職場なので、基本ジーパンにシャツ、セーターといういでたちで毎日いるのだが、割と男物のSサイズの青のストライプとかそういう襟のあるシャツが多い。昔からそんな感じなのだが、ヨーロッパのオジサマたちの、張りのあるフレンチブルーのシャツの腕まくり姿などにあこがれて、なんとなく近年それが加速しているような気も少々。

さして着道楽でもない私のワードローブなどたかが知れているわけで、手持ちの服とアレンジしやすい服を買い足していくのだから、なんかいつも同じ感じのものを着ているヒトと思われているようだ。たまに白のリブ編みのカーディガンとか着ていくと、どうしたの、それ自分で買った?とか言われてしまう(まさにそのカーディガンは貰い物だったのだけれど)。

まあ好きなんだからしょうがないし、統一感があっていいんじゃない?と思っていたのだ、つい最近までは…。


先日、職員食堂に昼ごはんを食べに出かけたら、通りがかった職場の友人に「先日会議室に置いていったあなたのマフラーを預かっている」と云われた。
 
友「ほら、あの青いやつよ!、ブルーのストライプの!」
私「??、最近マフラーなくしたりしていないけど?」
その場にいた他の友人「え、あの青いやつでしょう?いつもしてるじゃない?」
私「????」
二人「あの縞のやつだよ!!」

ちなみにその時私の所有していたのマフラーは以下の3本。
下に青が多いから、さし色に青はあんまり使わないんだけどなあ。
左端のが青と云えないこともないけど、この話をされた時まさに首にしてたのでさすがに違うはず。



仕方がないので、昼食後にその会議室に友人たちと向かったのだが、みつけたのは見覚えのない白地にターコイズブルーのほそーいストライプのスカーフぽいマフラー、フリンジいっぱい付。違うね、と云おうとしたら
 
友「そう、これこれ、使ってたでしょう?」
友2「ほら、あれだよ!」

嬉しそうに振り返るお二人(いい事した笑顔付)。
申し訳ないが、自分だったら絶対買わない系のマフラーだった。お二人のこの奇妙な確信はどこから来るのか。
 
友「え、違うの?絶対だと思って、他に心当たり聞いていないんだけど」
友2「ほんとーに違うの?だって見た覚えあるよ!」

違うものは違うので、受け取らずに返すと、「これ見たとき、すぐあなたの印象だなあと思ったのよ」とのこと。
結局、青い縞々のひとってことかいな。青いウォーリー?これまで、あんまり気にしていなかった青いヒト認定ですが、こうなるとなんかおかしくない?だって、「いつもしてたあれ」、ってなんですか?(ちょっと怖いよ〜。)
まあ記憶っていうのは簡単に捏造されるものだっていうのはわかってるけど、なんだかそれだと「自分の持ち物も把握して無いヒト」みたいじゃないですか、私。

青けりゃなんでもいいわけじゃないんだよー。
 
コメント
トラックバック
この記事のトラックバックURL